2011年6月13日

今年も全日本ラリーで福島へ

東日本大震災の影響で開催が危ぶまれたものの、関係者の努力によって規模を縮小してなんとか開催されました。
そういうこともあって今回のギャラリーステージは土曜日のみで、
スタート会場のルネサンス棚倉の乗馬用コースを利用したグラベルだけになりました。

がんばろう! 福島 MSCCラリー2011

震災と云えば、今回は往きは常磐道で水戸市の北側の那珂ICで降りて、棚倉町までの70kmをR118を走ってきたのですが、
常陸大宮辺りの民家では何件かの瓦屋根が崩れ落ちてしまったらしく、屋根はシートで養生されており、
消防署に至っては発令塔の先端がボッキリ折れていました。先の震災の脅威を物語ります。

んで今回のラリーの話題と云えば、新井敏弘選手のなんと14年ぶりとなる全日本ラリー参戦ですね。
14年前の全日本ラリー参戦時のスポンサーは、災害の時の被災地での炊き出しで有名な芸能プロダクションで、
当時のラリーカーはGC8インプレッサでした。

知人とも話し合ったのですが、今回の車両はIRC戦用の所謂R4スペックの車両なのかどうかってのがありましたが、
この車両自体はほぼFIA Gr.N規定に沿った改造がなされていたJAF RN規定の車両のようです。
サービスで脚周りのアーム類やダッシュボードを見ると、市販車と同様の形だったのです。
尤もR4車両は参戦が認められていないと思います。Gr.N+αなシロモノなんで、よりお金がかかりますし(^^;;。
あとコドライバーが前戦愛媛でのゼロカーでIRC戦同様に務めたオーストラリア人のデール・モスカットでなかったのは、
全日本ラリーが国内格式競技であることから、彼の持っている競技ライセンスでは参戦が出来なかったと想像できます。

今回の参戦は、使い始めて間もないアドバンタイヤのテストって事があったかも知れません。
結果的にはアライさんがアドバンのエース奴田原さんを抑えて優勝しますが、
サービスパークではアドバンを使う2トップが隣同士でアドバンタイヤサービスの向かいに店開きをしていましたw

それにしても今回の福島は結構荒れていました。天候が不順だった事もあるんですけど、
何台かが初っぱなからクラッシュしてしまいました。勝田範彦選手はSS1でバンパーが半分もげました。



車内にお伊勢さんのお守りも提げていたんですが・・・・・。



昨年16年ぶりに全日本ラリーに復帰した大西康弘選手はSS2~4まで左リアがバーストしたまま走らざるを得ず、
SS1で左リアがバーストしたためSS2をそのままで走行して直後のサービスで交換したものの、
SS1と同じルートを使うSS3のしかも同じ箇所で引っかけて左リアをバーストしたため、
SS4後の45分サービスではリアデフを交換する有様。タスカの精鋭メカニックがオンタイムで作業を完了。
大西さんご本人曰く、「何もかも壊してしまいましたorz」とのことでした(^^;;。



昨年までフォード・フィエスタSTで参戦していた俳優の哀川翔さんは今回JN2クラスにスイッチして旧型ヴィッツで出ていましたが、
SS1コースアウトして岩にヒットしたらしく、左フロントのアシがもげていました曲がってしまいデイリタイヤです。
尤もラリー前からクルマに問題があったという話もあります。修理してスーパーラリー規定で日曜日に復活とのこと。

次回から新型ヴィッツで出てくるとのことですが、今回の車両はロールケージの形状からTRDヴィッツ・チャレンジ用みたい。

ラリーの方は、昼飯を食うのを逸してしまった以外は楽しめたのですが、ここで小ネタでも。

大嶋治夫選手は今回からランサー・エボXにスイッチ。なんと1990年代の懐かしのキャロッセカラーで登場。

キャロッセと云えばプロトン・サトリア・ネオですが、8月9月からデリバリーが始まるみたいで、
サービスパークに展示されていたロードカーに1500ccのマツダ・デミオとそう変わらないくらい予定価格が貼られておりました。
実際の価格が正式に発表されるのは、7月1日との発表がされていました。
国内の排気量別税金区分がガラパゴスなことから、ライバルは1800ccのセリカやインテグラRになりますが、
その中に割って入るクラス3位ということは、もう少しパワーがあればねという戦闘力があるようです。


今回からクロスレシオのドグミッションが導入されたとのことで、ギアのうなり音が大きかったです。

マツダ・デミオと云えば、ラリードライバー女子のいとうりな選手が使っていました。

にぢゅうよんさいのもでるだって!!!

最近の若い人はクルマ自体に興味がなくなったってのもあって、ちょっと感動、かな?

華やかなサーキットレースと違ってなかなか世間的に表に出づらいラリー競技の世界、
ヨーロッパでは所によってはF1を凌駕する人気があるわけですが、日本ではF1ばかりに人気が集中しがちです。
こうした人物の参戦がPR面を含めて今後どうなるのか、かなり気になるところです。

※6月14日に指摘により一部訂正加筆しました。今回のラリーでも顔を合わせ、指摘していただいたF様に感謝いたします。
※6月15日に更に訂正。全日本ラリーは「国内」格式競技でした。準国内は地方選手権以下のラリーに当たります。
今回の指摘していただいたN様に感謝いたしますとともに、昨日よりの数点の訂正に際して失礼いたしました。

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