やんごとなきエンスージアスト
BLOGを始めて1週間が経ちました。
まだまだ馴れない部分が多く、未だにここからトップに戻るにはブラウザのBACKボタンを押していただく必要があります。
この辺も含めて出来るだけ読んでいただけるようなものに仕上げていこうと思っています。
それと、BLOG開設に伴い今までの掲示板を廃止しようかと考えていたのですが、
とある常連さんからBLOGにはコメントしづらいとの指摘を頂戴しました。
Webmaster自身もその辺りを開設前から他のBLOGを拝読してみて薄々感じていたところがあるんで、
掲示板はレンタルを止めて、CGIファイルをサーバで運営する掲示板に移行するようにします。
元より今の掲示板は、書き込みの時にどう読んでもマトモなのに、
禁止語を使っていて書き込み出来ないときが結構あったこともあります。
前フリが長くなりましたが以下本題に移ります。
年末年始にかけて、日本の名家出身の男子の婚約や結婚が相次ぎ発表されました。
お相手の女性についての話はともかくとして、彼らに共通するのはかなりのクルマ好きであるということ。
それも共に英国車乗りだったりします。前者は7年前に買ったというロータス・エリーゼ、後者はなんと1950年代後期のMG-A。
競技の経験もあるのも一緒のようです。
確かにやんごとなき人達ですが、わたしたちと同じように斯様に趣味性の高いクルマを所有していることを思えば、
言い方は悪いのですが、結局彼らも我々と同じ「愛すべきおバカさん」なのだと思います(^^)。
ヨーロッパを中心に名門の家の出身者には相当のクルマ好きが多くいることは知られていますが、
中には一昔前にJSPCやWSPCでトヨタGr.Cレーサーに乗っていたスコットランドの貴族ジョニー・ダンフリースや、
JTCCでシュニッツァーBMWに乗っていたレオポルト・フォン・バイエルンのようにプロのレースカードライバーとして身を立てる人達もいました。
彼らは政府の行事で来日した際は国賓扱いになるそうですが、
レースで来日したときはVIP扱いではないと聞いたことがあります(ホテルもチームと同じらしい)。
1950年代後期にF1やスポーツカーレースに参戦、1960年のル・マン24時間をフェラーリ・テスタロッサで制して、
後に世界的に著名なモータージャーナリストとなるポール・フレールも母国ベルギーではかなりの名家の出身者であると聞きます。
日本でも明治後期にかの大倉財閥の大倉喜七郎が英国ケンブリッジ大学留学中にフィアットを買ってレースに参戦、
好成績を収めたなんてこともありました。
しかしクルマ好きの名家出身者で最たるのは、
イングランド南部グッドウッドで毎年初夏に行われる「Festival
of SPEED」の主催者チャールズ・マーチ卿に他ならないでしょう。
イングランドでは中間クラスの貴族であるマーチ卿は文字通り物好きが高じて、
自分の荘園に古今東西のレースカーやラリーカーとドライバーを集めるようになり、
その博物館クラスの歴史的な競技車両を敷地内の1.5㎞に及ぶコースでタイムトライアルを行うといったイベントを過去10年以上にわたって主催し、
今ではすっかり世界最強のモータースポーツ系イベントとしてマニアな変人さんであれば誰もが一度は行ってみたいイベントとなりました。
貴族の敷地内とは言え開催期間中は入場料を払えば一般にも開放されるのです。
大倉喜七郎は別にしても、日本で名家出身者の趣味と言えば、日本舞踊や華道茶道、
クラシックミュージックの鑑賞、剣道などの武道に興じる人が多いように思えるのが世間一般の通念のようですが、
まさかモータースポーツが趣味とは思えないでしょう。
日本では未だにキチンと取り扱われることのない自動車趣味ですが、名家出身者がレースやラリーに出ていたりすると、
人が人だけに世間では「いいご趣味」として世間様では扱われるようです。
我々がやる場合は人によってはやれ環境破壊だとか暴走族だとか云われてしまうんですな。
しゃーないと云えばしゃーないですが、「人」によって扱いがこうも違うのかって考えてしまいますね(苦笑)。
そういったやんごとなきエンスージアストも、今回のように皇族の女性や女優を娶ったりすると、
今までは休日の楽しみとしてやっていたことをホイホイと出来ることは出来なくなるようです。
これもしゃーないと云えばそれまでですが、彼らはそれを承知ででしょうし、おめでたいことですからいいんじゃないでしょうか?