THAI Airways International CARAVELLE Ⅲ
今やタイを代表する世界的な企業であるばかりか、世界を代表する航空会社でもあるタイ国際航空。 その知名度は航空連合「スターアライアンス」 の創設キャリアの一員であることからも伺えますが、一応民間企業ではあるのに、 株主がタイ王室だったりタイ政府だったりするので、「企業」というのにはちっと口幅ったいところはあります。 元々はタイの民間航空会社にスカンジナビアン航空(SAS)が協力するといった合弁企業の格好で設立されたのですが、 そのために1960年あたりからSASに配備されていたカラベルがタイ国際にリースされて使われるようになりました。 タイに赴任した機体はSASでの登録番号ではなく、「HS-」で始まるタイ登録で運行され、SASにリースバックされた後は、 登録も元のSAS時代の番号に戻るようです。タイ国際では中近距離国際線に使われたらしく、 東京にもバンコックから乗り入れていました。
今回で所有するカラベルのモデルは5機になったのですが、
実はSASのカラベルも今月初めにタイ国際機と同時に発売されました。
本日は両機とも買うつもりで仕事を片づけてからクルマで阿佐ヶ谷のクロスウィングに行ったのですが、
SASカラベルは既に売り切れていたので、タイ国際機と他にBAコンコルドとBA B777-200を買ってきました。
しかし1960年代から70年代のタイ国際機とSAS機のカラーリングはとてもよく似ております。
左画像はタイ国際カラベルの左翼に既に所有していたGeminiJetsのSAS
B747-100("Dan Viking" N4501Q GE系列のリース会社の機体)を並べたものです。
これはどちらも船舶をモティーフにデザインされたもので、SASはスカンジナビアのヴァイキング船、タイ国際機はロイヤルバージ(王様の御座船)となっています。
モデルとなったカラベルは1965年にSASからリースされてHS-TGHなる登録番号と"Srisoonthon"と云う名前を与えられました。
機体に書かれた文字は左翼側は「THAI INTERNATIONAL」と書かれているのですが、
画像に見られるとおり右翼側はタイ語で書かれています。
"Srisoonthon"は1970年にSASにリースバックされるのですが、
HS-TGHの登録記号は後にフランスから購入?したエアバスA300B4に付けられて、
現在はタイ国際B747-400の1機として登録されています。
モデルメーカーはAeroClassicsです。