BILSTEIN(89238km)
昨年9月にとある仏車仲間からシトロエン・
サクソVTSに付いていたというビルシュタインを譲ってもらいました。実はこのショックはわたしで3人目の使用者となるのですが、
前の2人が付けて走った距離はわずか1500㎞とのことで、売り主のこの言葉で引き取ることを決めました。
無論このパーツはサクソVTSと主要コンポーネンツと外装パーツの一部を分かち合ったプジョー106GTi/S16にも装着できます。
インポーターの阿部商会が出しているビルシュタインのWEBサイトによると、
プジョー106のフロント用ビルシュタインには通常ストロークのものとショートストロークのものと2種類あり、
今回の品は通常ストロークのものでした。元よりノーマルのスプリングを使うわけですからこれは好都合なのです。
因みに画像では右側がフロント用なのですが、
ストラット方式のサスペンションのものにしては今時珍しいシェルケースの中に入れるタイプのショックなのです。
実際に交換したのは入手してから半年以上たった今なのですが、 実はショック本体を仕様変更すべきかどうか迷っていたからです。
ビルシュタインは川崎の埋め立て地にあるビルシュタイン・
テクニカルセンターや愛知県のエナペタルにショック本体を持ち込めばOHや仕様変更が比較的簡単にできるのです。
そのこともあって、今まで使っていたプジョー内製ショックは処分せずに保管しておくことにしました。
交換作業は主治医の府中レーシングベース(F.R.B)で行ったのですが、
予定では10日にクルマを預けて作業をしてもらう筈が、
ここぞとばかりに同時に交換したかったストラットアッパーマウントの在庫が国内にないとのことで、
一週間ほど予定を繰り上げざるを得ませんでした。
さて交換直後のその乗り味ですが、乗り心地が良くなったというより、 F.R.Bを出た直後に乗り入れた中央道でそのあまりのフラットな乗り味に感動を覚えました。 大きめの道路の継ぎ目などで特にリアサスペンションが締まった感触を覚えるのですが、不快という感じは感じられず、 中央道を矢のようにフラットな状態で突き進んでいくのです。 無論高速のランプウェイではロール剛性が増した結果によってロールが減って当然今までより高い速度でコーナリング出来るようになりました。 一般道を普通に走れば以前よりも乗り心地が良くなっています。 これは小さな入力では新しく交換したストラットアッパーマウントがかなり効いているようでした。

ビルシュタインを入れたリアサスペンション。フロントは分解カートリッジ式
なのでショック本体が見えません。青いのはラバーのダストカバー。

取り外したストラットアッパーマウント。乗り心地の面でかなり左右しますが、
一対で\10,000足らずのパーツですから、ショック交換時は是非これも新品に交換すべきです。

交換されたプジョー内製ノーマルショック。フロントは手で楽々伸縮出来るほどの状態。