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Daihatsu BOON X4 et Citroën SAXO T4

シトロエン・サクソT4とは、サクソVTSのロードカーベースのラリー車にトランスファーとプロペラシャフトを与え、
リア周りのフロアを加工して燃料タンクをキャビン内に設置した上でリアデフを備えるAWDラリー車です。


Echappement 2001年1月号より

リアデフを備えるため、サスペンション形式を変更出来ないS1600等とはリアサスペンションが全く違います。
上記の画像を見てもわかるとおりリアデフは頑強そうなサブフレームに抱えられ、
サブフレームから伸びるロワアームがストラットカートリッジと一体化されたアップライトと結合してます。
その為左下画像でわかるとおりストラットタワーが出来ており、ロールケージの組み方も変えてあります。
外観上はリアハッチに空力でリア荷重を稼ぐべくクサラWRCの様なウィングが付いています。
因みに上画像の車両はプロトタイプのようで、ウィング形状が実際の物とは違っています。
エンジンはハイカムとハイコンプピストン、等長エキマニを入れて155PS程。
しかし製作にかなり手間がかかるようで、新車で300,000フランって事は、当時\20/1francとしても\6,000,000・・・・・・・。

これはシトロエン・スポールで企画設計されたもので、当時T4によるワンメイクラリー選手権が開催されていまして、
新車やキットがラリーやラリークロス用途で販売されていました。
わざわざAWD車で行うことにしたのは、先々にあるWRカーのことがあるのかも知れません。
そういったクルマですからFIAホモロゲが取れるわけでもなかったので、フランス以外では走らなかったラリー車です。

日本にもサクソT4と似た理由で企画設計されたラリー車があります。それがダイハツ・ブーンX4です。
サクソT4と違うのは、AWDターボカーのままディーラーで販売されていること。
でも国内競技に供するという一番重要な点は全く同じです。

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Comments

こんばんは。
そういえば、ストーリアにも X4 のグレードがありましたよね。
当時の私にはその「存在意義」がわからず、ただただ???でした・・・

ストーリアX4もそういった種類のクルマです。最初はエアコンすらオプションだったと聞きます。

ストーリアX4もブーンX4も国内ラリーのレギュレーションを横目で見ながら巧妙に作られたクルマです。
ストーリアX4は 713cc+ターボですが、当時の国内ラリーのAクラスが1000cc以下で、
ターボ係数が1.4だったので713ccという中途半端な排気量になったわけ。

現在の国内ラリーではターボ係数が国際規定と同じ1.7なので、
ブーンX4は1600cc以下のJN3クラスに収まるように作られています。
936cc+ターボですから、係数をかけると1600cc以下になるわけw

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