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スバルの原点の終焉に思う

トヨタから資本を受ければこうなることは自明でしょう。
スバルが自社での軽自動車の開発を止め、今後はダイハツから車両の供給を受けると発表されました。

トヨタ・ダイハツ・富士重、開発・生産における新たな協力関係に合意

数年前の一時期軽自動車が沢山売れた頃がありましたが、スバルはどちらかというとそれに乗り遅れた感はありました。
軽自動車は安い部類の自動車には入りますが、これを開発するコストはとんでもないと聞きます。
だからこそ軽自動車「販売」に参入した日産は自社での開発をせずにスズキや三菱からの供給を受けているのです。
しかし、現在に於いて軽自動車が自動車のカテゴリーとして本当に必要なのでしょうか?

一時期軽自動車が売れることになったのは何も国内の景気の問題だけではなく、
それの上のリッターカークラスが衝突安全性の向上を御旗にあげて車体を拡大したからだと思います。
リッターカーと言えばわたしの所有するプジョー106はそれに当たりますが、
一番下の1.1Lエンジンを積むグレードは車幅がわずか1590mm。当時のマーチもスターレットも大体この辺でした。
日本人の自動車の「階級」に於けるヒエラルキー、あるいは取り回し面に於いて幅が小さいのは重要です。
そういった感情的なものが日本ほど重要でないであろう欧州では、Bセグメント車は軒並み1700mmを超えました。
しかし日本のCセグメント車でも国内販売を鑑みて1700mm以下の車種を開発し、
居住性を稼ぐために天井高を上げる結果になっています。そしてそのクルマのデザインは・・・・・・・。

幅が広げられない故に天井高を上げて居住性を上げる車室設計の手段は軽自動車には特に顕著に見られます。
そしてスバルはそういった車種の開発に取り残されることになりました。
軽自動車は何も簡易的なクルマではなく、生まれたときから立派な自動車です。
スバルは軽自動車でもキチンと小型自動車として作っていたのでしょう。
本来このカテゴリーには採用されないであろう4気筒エンジンや独立懸架リアサスペンションを採用していたのがそれで、
それ故にR1やR2を作ってしまい、赤帽サンバーにはカタログモデルにはないエンジンが与えられたのでしょう。

自動車が自動車として魅力ある且つ安全性の高い商品に育てるには、
その価格帯ごとにエンジン排気量や車体の大きさにとらわれない自由な発想が生まれなくてはなりません。
新型スマート・フォーツーに年間\27,000もの自動車税を払うのがおかしいと声高にする必要があるし、
軽自動車検査協会なる役所ではないところで車検を取得することを奇異に思わなくてはいけないではないか!!!!!!!

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